古くからの街に人の生活が息づく駅
志賀本通駅は、名城線の黒川駅と平安通駅の間にある。この駅名の一部の「志賀」は、水面の波、あるいは湿地を示す語から来ている。
駅の周辺は古くからの住宅地が広がり、密集した一軒家のほか中層のマンションが多い。チェーン店というよりはむしろ個人商店が多く、そのなかには「まなみ古書店」(『粋』76号の「粋な人」に登場)も存在する。住宅地の中にある書籍の杜は、絵画や音楽でも彩られている。
そのほか、超がつくほど大盛りの海鮮丼を求めて行列ができる「居酒屋 やっとる?」が立地している。くじが当たれば980円でもりもり食べることができる。