日比野駅は、名港線の金山駅と六番町駅の間にある。地名のなかの「日比」は泥の多い低湿地を意味する。ただ、行政上の地名としては「比々野」となっているなど、表記揺れがある。
駅周辺には名古屋市卸売市場本場が存在しており、日々大量の青果や生鮮食品が行き交う。名古屋市内にはこの市場のほか、北部市場と南部市場とがあるが、取り扱う商品が異なるため棲み分けがなされている。なお、この関係で、この市場の周辺には深夜2時から営業する業態の飲食店が集中している。
そのほか、このあたりには名古屋国際会議場が立地しており、2010年には生物種を守るための「愛知ターゲット」が採択されたCOP10が行われたこともある。