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スタッフに訊く!

【スタッフに訊く!】#11

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「『素敵だな』と思える企画を多くの皆様に見つけてほしい 」。2年目の矜持~激動の1年目を終え、彼らは何を見る?~Vol.3

『粋』スタッフたちは普段どのようなことを考えて誌面を制作しているのか?その姿に迫る粋web限定企画「スタッフに訊く!」。 

今回は、1年目を終えた2年目のスタッフ達の流儀を追う「2年目の矜持」の第3弾。DTP部のコノハと写真部のぴーちゃんに話を伺ってきました。それぞれの視点から見た1年目はどのようなものだったのでしょうか?聴き手はこれまで通り、企画部の村尾でお送りします。

読んでいくうちに魅力にみるみる引き込まれ、入部を決めました(ぴー)

―そもそも、『粋』に入ったのはなぜでしたか?

コノハ:最初は特に深いきっかけがあったわけではありません。新歓イベントで『粋』という雑誌の存在を知り、学生だけで1つの読み物を作り上げるという活動理念が面白そうだったので、入部を決めました。

DTP部を選んだのは、誌面をデザインするという仕事に惹かれたからです。高校では美術部に入っていたこともあり、 そういったことに興味がありました。

ぴー:元々は別のサークルで活動をしていましたが、パンデミックの影響もあって思うような活動ができず、新しく何か別のサークルを始めようか、と考えるようになりました。そんなときに、高校の先輩に『粋』の編集スタッフとして活動をしていた方がいて、話を聞いたことがあったことを思い出したのです。当時はちょっと気になるな、くらいの感覚で聞いていたのですが、改めて発行されていた冊子を読み進めていくうちに『粋』の魅力にみるみる引き込まれていき、入部を決めました。

写真部を選んだのは、写真を撮ることが好きだったから、というのが大きいです。写真を撮ることが上手な人が周囲にいる環境で、いろいろと刺激をもらいながら、上手になりたいと思いました。

―1年目を終えて、気が付いたこと、考えたことはありましたか?

コノハ:制作は楽しいことが多かったです。ただ、校正は予想以上に大変でした。私はDTP部なので誌面デザインを他のスタッフに見てもらうのですが、日程が終盤に近付くにつれて周囲の空気がひりついていき、そのなかで自分のデザインが完成しないのではないかという焦りにかられる……といった体験もしました(苦笑)

ぴー:素敵な冊子を作るには時間もかかりますし、大変だなと思うときもあります。ですが、自分が携わった企画や撮った写真が、冊子になったのを見る瞬間が毎回嬉しく、原動力になっています。

デザインには理由がないといけないと思います(コノハ)

―あなたの所属している部署の醍醐味は何だと思いますか?

ぴー:企画や冊子の印象を決定づけることができるところです。読者の皆様が冊子を見たときに、最初に目がいくのはやっぱり写真だと、私は思います。写真1枚で企画や冊子が素敵だなと思ってもらうことができる、ファーストインパクトに直に関われるというのは、他部署にはない魅力だと思いますね。また、撮影で同じ大学生とお話する機会が多く、私が経験していないような様々な話を聞き、刺激を貰えることも魅力的に感じています。

コノハ:裁量が大きいところだと思います。デザインは作成手順で言うと一番最後に作っていくのですが、ページ全体の雰囲気に合わせて文章を少し手直ししてもらうことがあったり、写真のレタッチをデザインに合わせてもらったりすることが多く、他部署とのかかわりは他の部署と比べても多いと感じます。

―あなたがスタッフとして一番大切にしていることは何ですか?

ぴー:モデルさんに、「撮影を引き受けてよかった」と思ってもらえるような仕事をすることです。そのために、モデルさんとのやり取りには細心の注意を払いますし、撮影するときにはその方の一番素敵な表情を探りながら撮っています。その後のレタッチでは顔色に細心の注意を払います。これらの心配りがあって初めて、モデルさんに心から喜んでもらえると考えています。

コノハ:フィーリングで作らないことです。正直に言ってしまえば、感性に任せてデザインを作るのが一番楽しいと思います。でもそれではいけない。私はデザインには「理由」がなければならないと思っています。こういう理由があるからこのレイアウトで、写真はこういう配置の仕方で……という理論があって初めて、デザインは磨かれると思います。なので、フィーリングだけで作らないというのは大切にしていますね。

―これまでで一番印象に残っている企画は何ですか?

ぴー:73号(2022年度春号)の目次です。これまでは1つのページを他の写真部のスタッフと分業しながらレタッチを手掛けていたのが、この目次では初めて、1ページ分の写真全てを自分だけでレタッチすることになりました。モデルさんの持つ雰囲気を考えながらレイアウトやレタッチを考えるのはとても大変でしたが、最終的には自分の納得のいく仕上がりにできました。その過程はとても印象に残っていますね。

コノハ:自分が携わった企画は全部……といえばそうなんですが、1つ選ぶとしたら71号(2021年度秋号)巻末の「STAFF TALK」です。自分が編集者人生で初めてデザインを任された企画だったので……。

『粋』は、スタッフ同士の『いいところ』を磨きあえる場所です(ぴー)

―これからの編集者生活の展望はありますか?

コノハ:校正の制度を見直すことです。校正は『粋』のクオリティの根幹をなす極めて重大な作業ですが、改善したい課題も試してみたいアイデアもたくさんあり、今はそれらを吟味して新しいルールの整備をしています。他のスタッフとも相談しながら、より良い形を模索していきたいです。

ぴー:2つあります。1つは、フィルムカメラ風のレタッチに挑戦することです。『粋』ではあまりそういった企画がないので、どこかで実現出来たらな、という思いがあります。

もう1つは、自分が撮影した写真を表紙にすることです。自分で撮った写真をレタッチしてそれが表紙になったらどれほど素晴らしいか……(笑) まだまだカメラの腕は未熟ですが、頑張りたいです!

―あなたにとって、『粋』とは何ですか?

この質問は書いて答えてもらいました。その心は?

コノハ:私は、大学のサークルってある意味で楽な集まりなのかな?と感じます。高校の部活のように真面目に取り組むものというよりは趣味の延長といったイメージが少なからずあります。ただ、その一方で、『粋』の編集部はそれぞれのスタッフがそれぞれの部署で、やってみたいことを突き詰められる環境でもあると思っています。そんな環境の中で、純粋にデザインを楽しめることに、私は感謝しています。

ぴー:私は『粋』を、お互いがお互いのいいところを磨きあっていくことができる場所だと思っています。スタッフ同士が切磋琢磨しながら、素敵な冊子を作り上げていく。そんな空気感が、私は好きです。

読者の皆様の反応は嬉しいですし、励みになります(コノハ)

―同期、先輩、後輩に伝えたいことはありますか?

ぴー:同期はみんな話していて楽しい子ばかりで、いつも笑わせてもらっています。私の居場所の一つを作ってくれて、感謝の言葉しか浮かびません。いつもありがとう。

先輩方は、私が困っているときにいつも声をかけてくださって、何か相談するといつも一緒に考えてくださいました。本当に心強い存在です。そんな先輩方がもうすぐ引退してしまうのは不安だし寂しいですが、安心して後を任せてもらえるように頑張りたいです。

後輩はみんな、1年前の私より優秀だと思います。とっても頼もしいです!私は一度、初対面で1年生に間違われたことがあるので(笑)、先輩って思ってもらえるように一緒に頑張ります。これからもよろしくね。

コノハ:同期の皆へは、これからあと1年活動できることへの感謝に尽きますね。よろしくお願いします。

先輩方には、これまでたくさんお世話になっています。困ったら先輩に聞こう!と素直に思える、いざというときに頼れる相手でした。それがどれだけありがたいことだったか。本当にありがとうございます。先輩方との制作できる時間はあとわずかではありますが、噛みしめたいと思います。

後輩とは、これから一緒に制作を重ねられることに対して、とてもワクワクしています。そのためにも、まずは早く全員の顔と名前を一致できるようにしたいですね。

―読者に伝えたいことはありますか?

ぴー:いつも『粋』を読んでくださり本当にありがとうございます。『粋』には毎号いろんな企画があって、きっと読者の皆様に素敵!と思ってもらえる企画がどこかにあると、私は思います。たくさんの号を手に取っていただき、自分が素敵だなと思う企画を、多くの読者の皆様に見つけてほしいと思います。

コノハ:毎回の手配りやスタッフの兼部先などで『粋』を配っていると、多くの反応が読者の皆様から寄せられます。その「反応」がとても嬉しいですし、よりよい誌面を作るための励みになっています。今後ともよろしくお願いします。

インタビューを終えて―聴き手・村尾のひとこと―

「スタッフに訊く!」担当者よりお知らせ

当連載では、内容の向上や今後の企画の参考とするため、読者の皆様にアンケートへのご協力をお願いしております。『粋』は読者の皆様のご支援があってこそ成り立っており、皆様の感想は我々スタッフ一同にとっても大きなモチベーションになっておりますゆえ、ぜひとも感想をお聞かせいただければと思っております。よろしくお願いいたします。

「スタッフに訊く!」読者アンケートの回答はこちらからどうぞ!

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村尾 佳祐

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