駅前には団地、郊外には一戸建て住宅地の広がる駅
自由ヶ丘駅は、名城線で本山駅と茶屋ヶ坂駅の間に挟まれた駅である。駅名は高度成長期に造成された千種台団地の住民の公募によりこの名称になったものである。
駅の近辺は、戦災復興の過程で名古屋市中心部にあった墓地を一括して移転させて造成された平和公園、今年(2022年)5月に「ショベルカーの入浴」などとネットを騒がせた猫洞池、温泉リゾート「RAKU SPA GARDEN 名古屋」など、バラエティに富んだ施設がある。それ以外にも、覚王山日泰寺墓地のほか、愛知県立精神医療センターや動物愛護センターなどの公共施設も存在している。
この駅より北東から東の方向には坂がきついところがあるが、これは平和公園から星ヶ丘を経て八事に至る区間に小高い丘陵地を擁しているためである。その一方で、これが原因で本山方面へは下り坂となる。(下の画像は地理院地図より作成。)