名古屋市営地下鉄全駅紹介23 徳重駅

桜通線が尽きる住宅地の駅

　徳重駅は、桜通線の南東の終点である。もともとはこの終点の地位は長く野並駅が有していたが、2011年に桜通線が東進して徳重駅となった。駅名の由来は、この地が開墾されたことで「得重保」とされたことによる。

　駅からは外に出ることなしにバスターミナルや商業施設「ヒルズウォーク徳重」に行くことができ利便性が高い。そのバスも平針試験場や鳴海駅、藤田医大、ららぽーと愛知東郷など多彩な行き先がある。

　駅周辺に目を向けると、閑静な住宅地が広がっている。丘陵地であり、眺望や防災の面でも優れている。それ以外にも銭湯「天然温泉みどり楽の湯」に行くこともできる。少し離れれば「みどりが丘公園」という墓地がある。