文化のみちを訪ねる高級住宅街の駅
高岳駅は、桜通線の駅で、久屋大通駅と車道駅の間にある。繁華街の栄から少ししか離れていないにも関わらず、この駅には静謐な雰囲気が広がっており、歴史の薫りを感じることができる。駅名は、徳川家康の息子・仙千代が眠る「高岳院」からきている。
駅の周りには「文化のみち」がある。歴史上に残る人物の邸宅が点在しており、中には中に入り見学できるものもある。トヨタ自動車の創業者・豊田佐吉もここに住んだ。このあたりには高級住宅地として知られる「白壁」があり、数々の富裕層がここに家を構えている。かつてより代々受け継がれている風が息づいているのである。