西高蔵駅は、名城線で金山駅のひとつ南側の駅である。駅名の「高蔵」とは「高座結御子神社」からとられたもので、小高い丘に蔵があったことによるものである。
駅周辺には愛知県内最大の古墳として知られる断夫山古墳(151m)をはじめとする遺跡が多数見られる。これらは古くは弥生時代、新しいものは鎌倉時代にまでわたり、総称して「高蔵遺跡」として知られている。
時代が下り、江戸時代になると名古屋と熱田をつなぐ街道(美濃路)に沿って市街が形成されていった。1950年には熱田球場が竣工し、愛知県の球児のメッカとなった。