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コラム

【THE・今夜も音楽三昧】#42「月貫企画・三昧流いろは歌④」

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皆様こんばんは。今週も「THE・今夜も音楽三昧」の時間がやってまいりました。今週もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は前回に引き続き、月貫企画「月貫企画・三昧流いろは歌」の第4回をお送りしたいと思います。今回で最後です!残る「あ」から「す」まで、一気に駆け抜けていきます。それでは、最後までお付き合いくださいね。

だから 泣いて笑ってつないだこの手は重ねた言葉に負けない約束
貴方に出会えた茜の空に ほら、あの日と同じ事を願うよ
「茜色の約束」(2007年、作詞:水野良樹、歌唱:いきものがかり)

[楽曲解説]いきものがかりを代表する秋ソングの一つで。テーマは「結婚」だが、大サビ前には「死別」をも想起させるフレーズがあり、そこに作詞を手掛けた水野の人生哲学のが垣間見える。B面曲の「月夜恋風」もなかなかの名曲。

なぜ外したのさ? 僕があげた金の指輪 いつ?
Highway ハンドル持つ細い肩が震えてたね 急にWeekend driving
「SUMMER SUSPICION」(1983年、作詞:康珍化、歌唱:杉山清貴&OMEGA TRIBE)

[楽曲解説]1980年代の夏をシティポップスで彩った伝説のグループ・OMEGA TRIBEが一番最初に発表した楽曲。ボーカルは杉山清貴が務め、その後の3年間でOMEGA TRIBEの礎が築かれた。本コラムでは#22にて取り上げたことがある。

きっと忘れない また冬が来ても 思い出 抱きしめていたいから
空の彼方へと哀しみ吹き飛ばせ! 信じたい 信じてる 貴方が変わらぬように
「きっと忘れない」(1994年発売、作詞:坂井泉水、歌唱:ZARD)

[楽曲解説]今は亡き平成の歌姫・坂井泉水が率いた音楽ユニット・ZARDの10枚目のシングル。離れ離れになる人への想いを悲壮感なく爽やかに歌い上げた一曲で、坂井の没後に発売されたZARDの公式本ではタイトルにも抜擢された。

風が冷たくなって冬のにおいがした
そろそろこの街にキミと近づける季節が来る
「雪の華」(2003年、作詞:Satomi、歌唱:中島美嘉)

[楽曲解説]「ORION」や「Stars」など、冬に関する楽曲が何気に多い中島美嘉の楽曲の中でも、この歌は特に別格といっていいだろう。2019年には、この歌の世界観を題材とする映画が、中条あゆみの主演で制作された

いつも追いかけていたい このまま流されていくよりは
友よ! お前が俺と同じ男なら走れ! Run on main street 長い長い冬に耐えて行け
「メインストリートを突っ走れ」(1981年、作詞:鈴木康博、歌唱:オフコース)

[楽曲解説]1981年のアルバム「over」の収録曲で、このアルバムを最後にオフコースを脱退することとなる鈴木康博が作詞・作曲からメインボーカルまで担当した。逆境を斬り裂いて生きるという鈴木の美学が感じ取れる力強い一曲。

三日月の背中にもたれかかって 見たこともない世界をご覧なさい (ほら、また広がってく!)
何が大切なのか気付けたのなら いい事ばかりじゃなくても ほら、強く優しくなれる
「三日月ラプソディー」(2005年、作詞:・歌唱:RYTHEM)

[楽曲解説]ハーモニーにかけては2000年代トップクラスといっても過言ではない音楽デュオ・RYTHEMの楽曲。三日月から世界を見下ろすという希望に満ちた世界観で人気を博し、ライブでは必ずと言っていいほど大トリで披露されている。

悔しくって零れ落ちたあの涙も 瞳の奥へ沈んでいった夕陽も 目を閉じると輝く宝物だよ
風に吹かれて消えていくのさ 僕らの足跡 風に吹かれて歩いてゆくのさ白い雲のように
「白い雲のように」(1996年、作詞:藤井フミヤ、歌唱:猿岩石)

[楽曲解説]人気バラエティ番組「進め!電波少年」から生まれた楽曲で、当時ユーラシア大陸を縦断中であった猿岩石が歌唱して150万枚以上を売り上げた。のちに高校音楽の教科書でも採用された実績がある。

ゑ(え)

ねえ、いつからだろう? 視線を注ぐ先に他の誰でもなくいつも貴方がいる
さっきまでの雨が嘘のように上がって 星は流れ 胸は震えた
「EVERY」(2005年、作詞・歌唱:星村麻衣)

[楽曲解説]裸足でピアノを弾き語るという独特のスタイルで人気を博したシンガーソングライター・星村麻衣の代表曲。歌詞の内容は超激甘な恋愛ソングなのだが、なぜか「離婚弁護士」というタイトルのドラマで主題歌に抜擢された。

青い空と雲 太陽捕まえんぞ 君がいるから俺は笑う
悲しいお別れも 最高の出会いも ここに生まれた奇跡 La La ありがとう 
「ひまわり」(2009年、作詞・歌唱:遊助)

[楽曲解説]2009年に発売された遊助のデビューシングル。当時、遊助はフジテレビ系列「ヘキサゴンⅡ クイズパレード」の常連回答者として人気を博し、「羞恥心」のメンバーの一人としても活躍していた(詳しくは本コラムの#18を参照)。

少しだけ冷たい風が吹く夕暮れの帰り道 肩寄せて歩いた

話さえ途切れたままだったね 高なる胸と ただこみ上げていく想い押さえて

「もっと強く抱きしめたなら」(1992年、作詞:魚住勉、歌唱:WANDS)

[楽曲解説]1990年代に巻き起こった「ビーイング旋風」の旗印的存在だったWANDSにとって最大のヒット曲。この歌が発表された数か月後には中山美穂と共演した「世界中の誰よりきっと」もリリースされ、WANDS人気を決定づけた。

躊躇いがちに歩いた遠い過去が終わりのない道に変わる
虹のように消えたストーリー もう二度と戻れない時を超えて
「せつない胸に風が吹いてた」(2000年、作詞:桑田佳祐、歌唱:サザンオールスターズ)

[楽曲解説]アルバム「世に万葉の花が咲くなり」の収録曲。作詞した桑田曰く、大学時代に就職活動などで音楽から遠ざかった仲間達への想いがテーマになったといい、サザンでも珍しい「青春」を主題として前面に押し出した一曲。

目眩くミラーボール乗って水星にでも旅に出ようか? Ah いつか見たこの先に何があるというの?
ダンスフロアーに華やかな光 僕をそっと包むようなハーモニー 
「水星×今夜はブギー・バック」(2022年、作詞:tofubeats・小沢健二、歌唱:永野智子×TENDRE)

[楽曲解説]いわゆる「マッシュアップ」と呼ばれる作品で、Tofubeatsの「水星」(2011年)と小沢健二&スチャダラパーの「今夜はブギー・バック」(1994年)が題材となっている。今夏には弊誌74号でも取り上げられた、時代を超える名曲。

おわりに

というわけで、一か月間お届けしてきた「三昧流いろは歌」はこれにて完結しました!! 1か月間お付き合いいただいた読者の皆様、誠にありがとうございました。

最後の方は当てはまる歌を探すことよりも取捨選択で迷う機会が多かったと思います。取り上げたいなと願いつつ泣く泣く他の歌に採用を譲った歌も一つや二つではありません。そういった歌については来月以降お届けできればと考えていますので、来月以降の「THE・今夜も音楽三昧」もどうぞお楽しみに。

それでは、また来週もこの時間にお会いしましょう~。

作者よりお知らせ

当コラムでは、内容向上などの参考とするため、読者アンケートを行っております。ぜひとも感想をおきかせいただければと思っておりますので、以下のURLより回答をよろしくお願いいたします。所要時間は1~2分程度です。

https://docs.google.com/forms/d/1oyWzQmlP1xmSZ_x4uGCZjOHnx29GuFG_OD3jAr0fzA0

このコラムで紹介した楽曲のプレイリストを用意しました。LINE MUSICで聴くことができます。以下のURLからアクセスしてください。次回以降の紹介曲についても順次公開していきますのでよろしくお願いします。

https://music.line.me/webapp/playlist/upi7nLrdtfvhxjzl_GXu9zYQaUd_BLXPXHlL?myAlbumIf=true

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村尾 佳祐

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