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コラム

【THE・今夜も音楽三昧】#40「月貫企画・三昧流いろは歌③」

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皆様こんばんは。今週も「THE・今夜も音楽三昧」の時間がやってまいりました。今週もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は前回に引き続き、月貫企画「月貫企画・三昧流いろは歌」の第3回をお送りしたいと思います。今回は「う」から「て」までです。それでは、最後までお付き合いくださいね。

きっとそうなんだ 巡り逢えたんだ ずっと探してた人に!
目深にしてた防止のつばをぐっと上げたい気分
「うれしい! たのしい! 大好き」(1989年、作詞:吉田美和、歌唱:Dreams come true)

[楽曲解説]3枚目のシングル「うれしはずかし朝帰り」のB面曲だが、A面曲を食う勢いでヒットしドリカムの初期の代表曲の一角となった。1992年にはこの曲から命名されたドリカムのレギュラー番組「うれしたのし大好き」も放送開始。

ゐ(い)

物憂げな6月の雨に打たれて 愛に満ちた季節を想って歌うよ
知らぬ間に忘れてた笑顔など見せて虹の彼方へ放つのさ 揺れる想いを
「Innocent world」(1994年、作詞:桜井和寿、歌唱:Mr.Children)

[楽曲解説]累計売上は200万枚に肉薄し、4か月後に発売された「Tomorrow never knows」などと合わせてミスチル黄金時代を形成。権謀術数が覇を唱える日々の中で「無垢な自分」と向き合うという哲学的な歌詞が特徴的な一曲。

大切なこと 忘れてたんだ 未来から目を逸らしてたんだ そんな昨日の僕にはサヨナラ 走り出すよ!
NO MORE CRY  NO MORE CRY 君の手を引いて行ける 明日へ!
「NO MORE CRY」(2005年、作詞:吉田安英、歌唱:D-51)

[楽曲解説]人気ドラマシリーズ「ごくせん」の第2シリーズで主題歌に抜擢されヒット。学園ドラマらしい前向きなメッセージと単純構造で親しみやすいサビのフレーズで人気を博し、同年末の紅白歌合戦でも披露された。

爪先で立ったまま君を愛してきた 南向きの窓から見ていた空が躍り出す
くるくると 軽いめまいの後 写真をばらまいたように心が乱れる
「踊り子」(1983年、作詞・歌唱:村下孝蔵)

[楽曲解説]「初恋」と並ぶ村下孝蔵の代表的なナンバーで、やや打ち込みの傾向がみられつつも村下氏特有の日本語の美しさに特化して繊細な恋模様を綴る叙情的な詩は健在。村下氏については本コラムの#21で詳しく言及があります。

クリスマスキャロルが流れる頃には君と僕の答えもきっと出ているだろう
クリスマスキャロルが流れる頃には何をやっているのか 今は見えなくても
「クリスマスキャロルの頃には」(1992年、作詞:秋元康、歌唱:稲垣潤一)

[楽曲解説]ドラマ「ホームワーク」の主題歌で、クリスマスソングの割にはクールで大人びた内容が特徴的な一曲。実は当コラムの記念すべき#1(去年のクリスマス・イブに公開)で一番最初に取り上げた歌はこれだったりする。

必ず手に入れたいものは誰にも知られたくない 100ある甘そうな話なら一度は触れてみたいさ
勇気だ愛だと騒ぎ立てずにその気になればいい
「YAH YAH YAH」(1993年、作詞:飛島涼、歌唱:CHAGE AND ASKA)

[楽曲解説]若き日の三谷幸喜が脚本を手掛けたハードボイルド系医療ドラマ「振り返れば奴がいる」の主題歌として幅広い年代層の支持を獲得した一曲。CHAGE AND ASKAはこの曲で「SAY YES」以来2曲目のダブルミリオンを達成。

幸せは冬にやってくる 春に花咲く二人になる ドキドキ行く道 たった一人 真冬の帰り道!
この前サヨナラした日から 愛情ちゃんと育ててきた あなたも同じ気持ちでいますか?
「真冬の帰り道」(1997年、作詞・歌唱:広瀬香美)

[楽曲解説]冬の女王・広瀬香美らしい爽やかで明るい曲調を前面に押し出した一曲で、発売日はなんと正月。この歌もスポーツ専門店「ALPEN」のCMに採用された。「~ですか?」「~ますか?」などの問いかけの多さが実に広瀬節。

8月の島はカーニバル 夜空飾る花火は心宿って 切なく砂に消えたよ (Hey!)
惨め! ジメジメと地味にめげるだけ 致命傷だね 優しさは ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!
「ケジメなさい」(1984年、作詞:売野雅勇、歌唱:近藤真彦)

[楽曲解説]マッチの楽曲の中では珍しく一人称が「俺」ではなく「僕」である楽曲。この曲でデビューから4年連続の紅白歌合戦出場を確定させた。作詞者の売野雅勇はのちにオメガトライブ第2世代のクリエイターとしても名を馳せる。

夜明けの街 今はこんなに静かなのに またこれから始まるんだね
眠る埋立地(うみべ)と化学工場の煙突に星が1つ 2つ 吸い込まれ
「二人のアカボシ」(2002年、作詞:伊藤俊吾、歌唱:キンモクセイ)

[楽曲解説]湾岸都市のカップルに迫る「別れの日」がテーマ。2002年の楽曲ながら1980年代のシティポップスのエッセンスを盛り込んだ曲調で、有線で人気が沸騰した。即席麺「チャルメラ」のパッケージを模しジャケットでも人気

ここではないどこかへと胸を焦がすよ 無邪気な時を過ぎ 今、誰もが戦士達
二度とはない風の香り あといくつもの扉を叩いて その痛みを和らげる?
「ここではない、どこかへ」(1999年、作詞:TAKURO、歌唱:GLAY)

[楽曲解説]GLAYにとって90年代最後のシングルで、同年第3クールの月9ドラマ「パーフェクトラブ!」の主題歌に抜擢された。MVは船の甲板の上で撮影され、航海や冒険になぞらえた人生訓とも取れる歌詞が随所にちりばめられている。

遥か空に旅客機(ボーイング) 音もなく Ah 公団の屋根の上 どこへ行く?
誰かの不機嫌も寝静まる夜さ バイパスの澄んだ空気と僕の街
「エイリアンズ」(2000年、作詞:堀米泰行、歌唱:キリンジ)

[楽曲解説]歌詞自体は幸せなラブソングだが、メロウな曲調と夜長を連想させる歌詞がどこか切なさを感じさせる。2022年には某番組で行われた「令和の若手アーティストが選ぶ平成最強ソングベスト30」という企画で2位を戴冠した

深い闇に飲まれないように精一杯だった 君の震える手を握ろうとしたあの日は
見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ 静寂を斬り裂いていくつもの声が生まれたよ
「天体観測」(2001年、作詞:藤原基央、歌唱:BUMP OF CHICKEN)

[楽曲解説]BUMP OF CHICKENにとって21世紀初のシングルにして20年近く不動の人気曲の座を守り続ける一曲。2003年にはこの歌に着想を得た同名のドラマも制作された。イントロのギターソロは流れ星をイメージしたんだとか。

おわりに

ということで、今回は「う」から「て」までお届けしました。来週はいよいよ最終回、「あ」から「す」までをお届けします。

今回曲選をした感想としては、曲が思いつかない、ということはなかったものの、どの曲を選ぶかで結構迷った印象です。自分の中でアーティストの重複は避けたいし、次回に回したい曲がある場合はそれの考慮もしないといけないし…で、過去2回とは別の難しさがあったな、という感想です。

それでは、また来週もこの時間にお会いしましょう~。

作者よりお知らせ

当コラムでは、内容向上などの参考とするため、読者アンケートを行っております。ぜひとも感想をおきかせいただければと思っておりますので、以下のURLより回答をよろしくお願いいたします。所要時間は1~2分程度です。

https://docs.google.com/forms/d/1oyWzQmlP1xmSZ_x4uGCZjOHnx29GuFG_OD3jAr0fzA0

このコラムで紹介した楽曲のプレイリストを用意しました。LINE MUSICで聴くことができます。以下のURLからアクセスしてください。次回以降の紹介曲についても順次公開していきますのでよろしくお願いします。

https://music.line.me/webapp/playlist/upi7nLrdtfvhxjzl_GXu9zYQaUd_BLXPXHlL?myAlbumIf=true

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村尾 佳祐

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